標準全長(m):1.80
継数(本):2
仕舞(cm):109
標準自重(g):104
先径/元径(mm):0.5/9.9(2.0/10.0)
オモリ負荷(号):5-30
ターゲットシンカー(号):8
適合クランプサイズ:SSS
カーボン含有率(%):83
※先径の()内は、竿先から最も近く、部品・糸巻きの付いていない外径です。元径の()内は、竿尻から最も近く、部品・糸巻きの付いていない外径です。
感度を優先する竿というと、一般的に穂先の最先端だけを柔軟にした極先調子の竿がイメージされる。しかしこういう竿はアタリが手に伝わる感度やアワセが早く効くというメリットは高いものの、アタリを大きく表現するというのは難しく、小さいアタリは熟練の釣り人以外には感知しづらい。逆に言えば、名人ですら取れないようなアタリも表現してくれるような目感度の竿があれば、より有利にゲームを進めることが可能になる。そしてなによりも、視覚的にアタリが大きく見えると理屈抜きに楽しい。穂先を叩くようなアタリにワクワクしながらあわせるとギューンと引き込まれる。まさに釣りの楽しさの原点がそこにある。そしてアタリが判りやすければ熟練の釣り人でなくても釣りやすくなる。マニアック系の釣りは近年敷居が高くなっているが、目感度の追求が目指しているのは「誰でも楽しめる釣り」である。
穂先を柔らかくすればアタリを拾ってくれやすくはなるが、底を切ってシンカーの重さを穂先が受けて下を向いてしまうと、せっかくのアタリが見づらくなってしまう。穂先の最先端が柔らかく完全に下を向いた状態よりも、斜めになった状態の方がわずかな抵抗でも先端部が大きく動き目感度は良くなる。極先調子ではなくスローテーパーな穂先でアタリを穂先全体で表現するのでより視覚的にわかりやすくなる。それぞれのアイテムでこの斜めの穂先状態を作り出すオモリ負荷を分析し、これを「ターゲットシンカー」と位置付けた。ターゲットシンカー表示の錘を掛けたとき最大限の目感度を発揮するような調子設定をおこなっているのが極鋭ゲームの最大の特徴で、これがダイワが新たに提唱する「ターゲッシートシンカーコンセプト」である。
ゲームロッドの対象魚は多彩:軽いオモリの対象魚は小物、という常識もライトゲームの普及とともに変わってきた。キスやカサゴなどを釣って楽しい竿で、大型のタイやヒラメ、ワラサ等のアオモノとも渡りあえることが求められている。また、アクティブに仕掛けを操作して掛けていくには軽い錘の竿でも一定のパワーと操作性が求められる。そこで極鋭ゲームのバットパワーは各アイテムで大きくは変わらないように設定。穂先の感度としなやかさは申し分ないが、もう少しパワーがあったらといったニーズをおさえたシリーズ構成になっている。
使い方も多彩:戦略しだいでターゲットシンカー以外の号数で使うのも、もちろんお勧めしたい。より重いオモリを掛けて、しなやかに跳ねにくい状態で使うもよし、より軽いオモリでシャープな操作性を感じて使っても面白い。好みや釣り方で最適なオモリは変わってくる。重要なのは基準が明確だということだ。ターゲットシンカーでの曲がりがイメージできればそれ以外の号数での曲がりも容易にイメージできる。それを元に最適なロッド、最適な仕掛けを考えていくのも楽しい作業だ。ターゲットシンカーコンセプトの遊び方は無限大といってよい。
感性領域設計システム「ESS(Expert Sense Simulation)」:ロッドが曲がった際に発生する復元力(ひずみエネルギー)を解析・設計するダイワ独自のシステム。「どこがオーバーパワーか」「どこがパワー不足か」を数値で明確に把握するだけでなく、通常のベントカーブには現れないエキスパートの「感性」と呼ばれる領域までロッドに反映させることが可能。理想を超える竿を作り出す、革新的ロッド設計システム。