  蓬莱の酒蔵がある飛騨市古川町は、岐阜県の最北端に位置し、標高3千mを越える北アルプス連峰や飛騨山脈などの山々に囲まれた古川盆地に位置します。 『飛騨古川の町並には、みごとなほど、気品と古格がある。観光化されていないだけに、取りつくろわぬ容儀や表情、あるいは人格をさえ感じさせる』と語ったのは作家司馬遼太郎氏(「街道をゆく」)。出格子の古い商家が並ぶ壱之町は落ち着いたたたずまいを見せ、白壁黒腰壁の土蔵が続く瀬戸川沿いには今なおしっとりした情緒が漂います。  一年一年が勝負。 毎年、天候が変わるように米の出来も違います。単に収穫量が平年の何%といったことでなく、酒米が持つ特徴が変わるのです。 毎年、同じやり方では米の性質についていけません。 手間をかけるから愛情が伝わる。酒蔵では、手間のかかることや無駄に思われることが多くありますが、これが本当に大切なのです。酒造りを子育てと同じだと考えているからです。 杜氏をはじめとする蔵人達が、敢えて昔ながらの方法で付きっきりで育てています。旨い酒を造るための手間暇は惜しみません。 
▲ 最高級のお酒【斗瓶囲い】。一本で10万円以上する蔵の秘蔵酒。このまま蔵の冷蔵庫で熟成させてから瓶詰めされます。 
▲ 当店スタッフが蔵元に伺い発酵中のお酒を特別に味見させて頂きました。杜氏や蔵人のこだわりを感じます。 
それぞれの酒蔵には追い求めるものがあります。それはどうしても捨てられない酒蔵の魂というべきもの。 蓬莱が追い求めるものは「飲んで旨い酒を、熟練の蔵人が愚直に醸す、本道の酒造り」。 伝統と手造りを重視し、原材料や醸造技術にとことんこだわり続けています。
杜氏はお酒の味を見る際、地元の味噌をなめてから味を確認します。岐阜県飛騨地方の郷土料理(ほうば味噌)に負けない味わい。新潟県のお酒に代表される淡麗辛口(スッキリ辛口)とは違う、濃醇旨口でしっかりとした味わい。 一口飲めば、ほっとする。心安らぐ味わいが、当店で大人気の理由です。
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