本書は2013年社団法人日本図書館協会選定図書(第2855回)の認定を受けた作品です

本書の内容
本書は販売者自身が罹患したガン、壮絶な闘病体験を自ら執筆出版したドキュメントである。
夫婦ふたりで闘った2年間の身体とこころの記録である。

 

成人の二人に一人が発症し、その内の三人に一人が死を迎えるというガン。もし医者からガン宣告を受けたらどうするか? どんどん進化し高度化しているはずの医療は、しかしまだガンを克服したとは言えない。

 

 ガン宣告は、人生を見つめつつ対峙しなければならない深刻な分水嶺に追い込まれる。そのとき、どのようにしてガンの病因を知り、医療の実際を受け入れ、そしてどう病魔と闘うか・・・。

 

 本書は決して医者まかせにせず、真っ正面からガンと向き合い治療する決意と行動から始まった、苛烈な闘病を生き抜いたドキュメンタリーである。

 

 ガン告知の受け入れから検査と日々の苦しみ、日に日に進化するガン治療の情報を集め、食事療法、摘出手術、抗ガン剤、転移、放射線治療・・・等がどんな効果と 副作用をもらたしたか。そしてどのように生き抜くことができたのか。高齢日本の医療社会にのしかかるガンという病気に対峙し、転移しつつもついにこれを克服した秘訣は何か。

家族の支えがいかに大事であるか、細やかに描いている。

 

 また、医療界に歯に衣を着せぬ鋭いタッチでメスを入れ、問題提起しているところは決して見逃せない。

 

 ともに闘った婦人と海外旅行を何度も楽しめるまで回復した詳細な体験の記録には、ガンを克服するためのたくさんのヒントがある。