■著者大谷禎之介■内容紹介マネー・マーケットと呼ばれている市場では、資本としての貨幣が商品となっており、資本の価格が利子だと観念されている。この「資本」、この「利子」とはいったいなにものか?『資本論』第3部エンゲルス版第21~24章に使われた草稿部分を取り扱うこの巻では、「利子生み資本」を概念的に把握し、利子が資本所有の果実として骨化することによる利子と企業利得とへの利潤の分割を追跡し、最後に「完成した資本」という資本の外観を引き剥がす。