わたしたちにとってもっとも身近な日本の伝統音楽、それは祭囃子・神楽・風流踊りではないだろうか?多くの人々が祭に行った経験を持ち、笛や太鼓の音を耳にしているはずです。しかし、そんな身近な伝統音楽の楽譜も、これまでまとまった形で出版されることはありませんでした。全国各地に伝承されている芸能は口伝が基本。その内容を正確に捉え、伝承者以外の人々も演奏できるように五線譜に起こすことが、至難の業だったからだと思われる。著者は、日本の北から南まで、現地に足繁く通い、多くの伝承者のかたがたの協力を得て、本書を完成させた。