『レコード芸術』誌の交響曲月評を担当した著者による、作曲家ならではの詳細な解説と分析による「交響曲の聴きどころ」。本書は既刊の『音楽の聴きどころ―交響曲』に、古今の名交響曲の解説を書き下ろした「交響曲10題」を加えた増補改訂版である。
第1章ではベートーヴェン、シューベルト、ブルックナー、ドヴォルザーク、マーラーの《交響曲第9番》を例に楽章ごとに「しくみ」を分析・解説、第2章ではフルトヴェングラーの残した8種類の《運命》の演奏比較、また第3章ではマーラーの《大地の歌》の詳細解説など、交響曲を知るため