■著者藤巻和宏■内容紹介ある場所が“聖なる力”によって“聖なる空間”に変容されるそのなりゆきを、たとえば寺社の縁起が語る。そして“聖なるモノ”が、その言葉に力を与え、その聖性を持続させる―。空海が中国から請来した如意宝珠。この聖なるモノの由来を語り、その由来譚を解釈しなおす言葉の群れが、室生寺の、高野山の聖性を増幅する。歴史のなかに、その言説システムを丹念に解きほぐす。■シリーズ名等ブックレット〈書物をひらく〉 10