■著者
藤井貞和

■内容紹介
物語や詩歌を読むことと、言語学のさまざまな学説たちとのあいだで本書は生まれた。古典語界の文学を当時の現代文学として探究する書。物語言語、詩歌のことばたちが要求する現実に沿って文法の体系的叙述を試みる。

■目次
1部 意味と意味を働かせる機能と(名詞の類―自立語(上);動く、象る―自立語(中);飾る、接ぐ、嘆じる―自立語(下);論理上の文法と表出する文法);2部 機能語の詩学(「あけがたには」の詩学;助辞の言語態;助動辞の言語態;「る、らる」「す、さす、しむ」);3部 詩歌の表現文法(“懸け詞”文法;序詞という視野;譬喩、縁喩、無喩;枕詞とフルコト);4部 リズム 音韻 文字(等時拍というリズム;音の韻きを探す;文字と表記);5部 言語社会とうた(うたを詠む、作る、歌う;うたとは何か;言語社会にどう向き合うか)