■著者江成常夫■内容紹介「負の昭和」と向き合ってきた写真家を、ガンが襲った。右腋下の禍々しい腫物、切除手術と放射線治療、化学療法、心をも冒す副作用。名も無き人びとの生と死を見つめてきたまなざしが、いま自らの此岸と彼岸に向けられる。壮絶な闘病のなかで、何気ない光景から放たれるいのちの輝きをとらえた、静謐な記録。