■著者
佐口透

■内容紹介
一二世紀の中ごろ、ヴェネツィア生まれのマルコ=ポーロは、二五年にもわたる東方への空前絶後の大旅行の途にのぼった。もちろんクビライの宮廷に向かったのである。彼は単に旅行家、商人であったのみならず、ローマ教皇特使の任をも帯びていた。ローマ教皇とモンゴル帝国とを結ぶ東西交渉の檜舞台で、マルコは何を考え、何を観察し、いかに行動したのであろうか。本書は、マルコの実像をもとめて“東方見聞録”を細かに読み返しつつ、その裏面より新しい視点で、マルコを生き生きと捉え直した力作である。

■目次
1 マルコ=ポーロ登場の前夜;2 東方旅行;3 クビライの帝国;4 未知の世界の見聞録;5 東西世界の交流;6 マルコ=ポーロの遺産

■シリーズ名等
新・人と歴史拡大版 16