■著者
日野原重明

■内容紹介
人間のからだは、病み、老い、やがては土に帰っていく「土の器」。しかしその器に健やかな心を盛ることができるなら、それは朽ちることのない「宝」となる―医師と患者が、共に人間としての誇りをもって心を通わせあう医療を提唱・実践してきた著者。長年にわたる患者との対話、人間の生と死をみつめてきた時間を通しての深い思索を、わかりやすい言葉でやさしく語りかけた珠玉の随想集。

■目次
いのちの四季(いのちを考えよう―正月はよい習慣を身につける絶好の機会;健全な心を宿す―たとえからだは病んでも心こそ朽ちない宝;成人病―医学の進歩よりも意識の革命を;人生の半ば―最後の審判のための意義ある記録を残す ほか);医と老いと死をめぐって(病人と医師―もっと心と肌で触れ合う信頼関係を;言葉と医療―病は語り合いの中で癒される;患者の生き甲斐―病人を孤独にさせてはいけない;死を学ぶ―自分のものでない痛みや不安を汲み取る感性 ほか)

■シリーズ名等
文庫ひ 8- 2