■著者井上尚登■内容紹介ポーツマス講和会議を前に、小村寿太郎は戦略を練りあぐねていた。そんな折、ロシアと接触していたユダヤ富豪、ジョエルが崖から転落。居合わせた美術史講師・石正広は、瀕死のジョエルからパリに電報を打つよう頼まれる。「きみの同胞の命がかかっている」―。ジョエルの屋敷には、一枚の北斎の贋作があった。一方、贋作を描いた日本人画家・塩田はパリで窮地に陥っていた。歴史を変えた一枚の贋作。知的美術ミステリ。■シリーズ名等角川文庫 い50-8