■著者
夢野久作
東雅夫
■内容紹介
不安や恐怖を伴いつつも、夢を見ている自分を見る夢のような、そんな感覚―。ある時は無垢なものに恐れをなし、ある時は他人事のような冷たさすら感じさせる、自己喪失感に満ちた眩惑のアンソロジー。奇書中の奇書『ドグラ・マグラ』の著者として知られる夢野久作の魅力が、編者の手によって新たに生み出されようとしている。いざ、誰も知らない“魔”“魅”“夢”“冥”“妄”の夢Qワールドへ!文豪怪異小品シリーズ、第六弾。
■目次
“魔”の章(血潮したゝる―猟奇歌1;月蝕;髪切虫 ほか);“魅”の章(うごく窓―猟奇歌2;微笑;青ネクタイ ほか);“夢”の章(見世物の夢―猟奇歌3;犬と人形;虫の生命 ほか);“冥”の章(白骨譜―猟奇歌4;縊死体;線路 ほか);“妄”の章(精選二十首―猟奇歌5;書けない探偵小説;崑崙茶)
■シリーズ名等
平凡社ライブラリー 857