「レコード芸術」誌月評は、創刊以来現在まで、クラシック音楽ディスクの評論の最高権威として、歴史的にも多くのファンから絶大な信頼を得てきた。特に、1980年1月号から開始された「2人の筆者による合評」は、両者が推薦した「特選盤」がレコード・アカデミー賞の候補作となるなど、その実績は海外のアーティストやレコード会社にも広く認められている。本書は、音楽之友社設立70年を記念したアーカイブ企画として、レコード芸術誌月評で特選盤となったディスクの評文を原文のまま紹介するものである。2010年12月にシリーズ第1弾第