■著者
松崎一平

■内容紹介
梨盗み、女性との同棲と離別、マニ教への傾倒―多感な青年時代、人生の海を漂流したすえに、ついに回心にいたった“わたし”。この稀有な自伝からは、アウグスティヌスが、そしてかれとともに生きたひとびとが、さまざまなことばをわたしたちに語りかけてくる。それは、「荒波さわぐ人間の社会」のまっただなかにあって、「愛」によってむすばれる共同体をつくろうとしたひとびとの声だ。キリスト教の時代に誕生した「あたらしい叙事詩」として、『告白』を丹念に読みほどく。

■シリーズ名等
書物誕生-あたらしい古典入門-