《組曲「甲殻」》は、2005 年から10 年間に渡って作曲された全15曲の小品で構成され、作曲時期によって3集に分けられている。第一集は《カブトガニ》《ハナシャコ》《シオマネキ》《テッポウエビ》《タカアシガニ》5曲。
全曲が甲殻類やその近縁種に類される水棲生物に着想を得て作曲されており、生物に対する川上の深い関心と想像力、そして彼の多様な音楽性を反映したリズムとハーモニーによって、それぞれの形状や生態などが瑞々しく描き分けられている。

《カブトガニ》 ””古生代からその姿をほとんど変え