F4U コルセアは、アメリカのチャンス・ヴォートが開発し、第二次世界大戦と朝鮮戦争でアメリカ海軍と海兵隊が使用したレシプロ単発単座戦闘機である。 ヴォート社の他にグッドイヤー社とブルースター社でも生産され、グッドイヤー社製の機体はFG、ブルースター社製の機体はF3Aという制式名称が与えられた。また、AUという呼称がある攻撃機型も存在する。 航空母艦への着艦が難しいとの評価が下されると、初期生産機はすべて海兵隊に引き渡され、陸上機として運用された。この機体は主に太平洋戦線に投入されたが、1942年2月14日に陸軍航空隊と合同でブーゲンビル島を攻撃して零戦主体の日本海軍の防空隊と初交戦した際、F4U 2機撃墜、日本側は零戦1機が自爆した。 空母エセックスとバンカー・ヒルに運用が開始され、戦闘爆撃機としての運用が行われ、硫黄島や沖縄などを攻撃している。日本機との空戦においてはF6Fよりも劣勢であったとの証言もある。 朝鮮戦争では、主に海兵隊の地上攻撃支援として作戦に従事。運用国は、アメリカ以外にイギリス・ニュージーランド・アルゼンチン・フランス・エルサルバドル・ホンジュラス。 1969年 サッカー戦争と呼ばれる紛争がエルサルバドルとホンジュラスで発生し、ホンジュラス空軍機がエルサルバドルのP-51Dを撃墜する最後の空戦があった。 実機スペック 全長 10.30 m 全幅 12.50 m 全備重量 5、627 kg エンジン P&W R-2800-18W 2、380馬力 最高速度 746 km h 実用上昇限度 12、649 m 航続距離 1、617 km (外部パイロン2両装着) 武装 AN M2 12.7 mm重機関銃×6(400発) 爆装 5インチHVARロケット弾×8 ならびに爆弾1、814 kg