■著者
金尚均
■内容紹介
本書は、社会にとって、ヘイト・スピーチの問題を取り組まざるを得なくなった・看過できなくなったきっかけとなる実際の事件を具体例として示しながら、ヘイト・スピーチに対する法的規制の是非、規制根拠並び規制態様について検討することを目的としている。
■目次
第1章 名誉毀損罪と侮辱罪の間隙―人の肌の色、出自、民族等の属性に対する誹謗・中傷について;第2章 刑法における名誉保護犯の処罰範囲―ヘイト・スピーチに対する刑事規制の可能性;第3章 刑法及び民法における名誉毀損の攻撃客体について―人種差別撤廃条約の「人種差別」概念に係るヘイト・スピーチと名誉毀損;第4章 ヘイト・スピーチ規制における「明白かつ現在の危険」―刑法からの視点;第5章 ヘイト・スピーチの定義;第6章 ヘイト・スピーチとしての歴史的事実の否定と再肯定表現に対する法的規制;第7章 人種差別表現規制の法益としての人間の尊厳;第8章 人種差別表現と法の下の平等;終章 人種差別表現と個人的連関―特定(諸)個人に向けられたヘイト・スピーチについて