■著者
壁井ユカコ
田上俊介

■内容紹介
荒涼とした岩の大地と、砂色の空、砂色の海、長く続いた戦争で掘り尽くされた炭鉱と。殺風景で無愛想で怠慢で、いつ訪れるとも知れない終焉に向かってただじりじりと退廃しながらゆるやかに刻をきざんでいる。―錆びた赤毛の青年と、“喋るラジオ”と、そして少女は、そういう惑星を旅している。