■著者
与那覇恵子
大庭みな子研究会
■内容紹介
歿後10年、難民問題はじめ流動化が進む現代世界にあって、「越境」し「混交」するその作品は今日的な意味を帯びつつ、再び甦ろうとしている。時代に先駆けた大庭文学のいま。
■目次
椎名美奈子・学生時代の未発表の手紙(田澤信子宛);大庭みな子をめぐって(津田の後輩 大庭みな子さんの思い出;コルク入りワインの幸福な夜;浦島忌に想う文学の広がり ほか);書簡・利雄日記から(藤枝静男と大庭みな子―浜松を背景に;大庭みな子・藤枝静男 往復書簡;大庭利雄日記抄―大庭みな子との日々(一九八七年一月) ほか);大庭作品をめぐって(『ヤダーシュカ ミーチャ』論;変身する身体、越境する主体―「ろうそく魚」を手がかりにして;『霧の旅』第1部・第2部―場所の記憶 ほか)