▼画家紹介
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1840年~1926年 印象派
クロード・モネ (Claude Monet)  

1840年フランス生まれの印象派、クロード・モネ。彼は「印象派」を生み出すきっかけとなった作品「印象・日の出」を描いた人物である。17歳のときパリに出て風景画制作に没頭していた時、ルノアールやセザンヌ等と出会い、1874年に彼らとともに開催した展覧会に彼が出品した作品「印象・日の出」によって、印象派が確立された。モネは「光のモネ」と言われるだけあって、同じ題材でも、1日のうちに光の加減などで見え方、写り方が違ってくるため光の効果を永延と研究し、描き続けた画家としても有名。
「光の画家」と呼ばれるクロード・モネは晩年になり、同じモチーフを異なった時間、異なった光線の下で描いた連作を数多く描いた。 中でも自身の家の庭を描いた連作 "睡蓮" は、氏の作品の代名詞といえるほど有名で、1900年前後から亡くなる1926年の間はほとんどその研究に没頭し、200点以上の作品を残した。 作品に描かれている橋は、葛飾北斎の富嶽百景の橋を模して作られているといわれる。 本作品にも描かれている太鼓橋と呼称される日本風の橋はは日本人に人気がある。 同様の構図で作品として前年に描かれた「睡蓮の池と緑の調和」がある。   「Waterlily Pond, Rose Harmony」 1900年 油彩・キャンパス 89.5×100cm オルセー美術館(フランス)


▼作品紹介
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モネ【睡蓮の池とバラ色の調和】

画面全体から立ち上がる色彩のハーモニーと幾何学的な対位法本作はモネがジヴェルニーの邸宅にある池を観察した数多くの作品のうちの1点をジクレーで複製したものです。モネはジヴェルニーに購入した家の庭に川から水を引き、池に日本風の太鼓橋を架けました。うっそうと繁った木々や色彩豊かな花の中に作られたこの橋は、晩年の彼のお気に入りの題材となりました。一見、静止しているかにみえるこの風景画は、実は動きに満ちています。補色の関係にある緑と赤は、睡蓮の群れの合間にある水のダンスを映し出して、画面を活性化させています。音楽のようなリズムも生み出され、画面全体から色彩のハーモニーと幾何学的な対位法が立ち上がっています。