内容紹介
本書は1953年にアメリカで出版され、1975年に全音楽譜出版社から邦訳(千蔵八郎訳)が出版されたが、現在絶版である。今回は、原著者が亡くなる直前の1983年の最終改訂版に依拠した全面新訳であり、原書では巻末にまとめられていた追加と訂正も、本文の該当箇所に挿入した。ドメニコ・スカルラッティは、近代的な鍵盤奏法の確立者としてその名を知られているが、その生涯は多くの謎に包まれていた。本書では、空前の研究調査でその謎に迫るとともに、残された全555曲のチェンバロソナタの分析を通して、その全体像を