■著者
ステファン・コスタンザ
杉原庸子

■内容紹介
ヴォルフガング・モーツァルトは土よう日の夜までにあたらしいピアノコンチェルトを作曲しなければなりませんでした。ウィーンにある、ゆうめいなブルグげきじょうでえんそうしなくてはいけないのです。でも、メロディがうかんできません。すると、おなかをすかせたペットのムクドリがうつくしいメロディをさえずるのがきこえてきて、たちまちアイディアがうかんできたのです。これですべてうまくいくように思えました。ところが、がくふにおんぷを書き入れる前に、ムクドリはまどからにげてしまいます。モーツァルトはムクドリをつれもどそうと、外へとび出しました。そして、さがしまわるうちに、ウィーンというまちが、そこにしかない生き生きとした音でみちあふれていることに、初めて気づくのです。さあ、モーツァルトが自分の音楽の女神のように思っているムクドリと、メロディを見つけることができるのでしょうか?