■著者
戸田学

■内容紹介
大空襲で焦土と化した大阪で、戦後、いち早く上方漫才師たちは活動を再開する―。のちに「しゃべくり漫才」の名人といわれたダイマル・ラケット、いとし・こいしら個性豊かな漫才師たちが続々と登場。演芸場開場、放送局開局も追い風となり、やがて上方漫才黄金時代を迎える。その陰には、上方漫才復興に生涯を懸けた、漫才作者・秋田實の尽力があった。蝶々・雄二、お浜・小浜、唄子・啓助、漫才トリオ、かしまし娘、宮川左近ショー…人気を博した漫才芸を、著者は活字によって見事に再現。“近代漫才の父”と呼ばれた秋田實の足跡も交えて、戦後昭和の上方漫才通史を綴る。