本書は、フェルリンクのエチュードのなかでも最も重要な地位をしめるものであり、その初版は1840年頃、ハノーヴァーのバッハマン社が発行しました。それ以降、いまに至るも世界中のオーボエ学習者たちの大切なエチュードとして使われ続けています。また、その現代版、すなわち現代の楽器や記譜法などに配慮してG.ジョッビヒが校訂した版が、1983年にヴィーンのウニヴェルザール社から発行され、その後、パリのビヨドー社からはP. ピエルロの校訂版も出版されています。今回の新版は、主としてジョッビヒ版を底本に、その他の版も照合し