■著者
パスカル・キニャール
小川美登里
■内容紹介
時間に論理性はない―ナチス以後、また原爆投下以後の、「人間性の終焉」の時代に、滅びることなく生きいきと蘇る古代壁画…無常の時間の流れの彼方にある生の輝きを探究する、ベルグソンを専攻していた著者ならではの「時間」論。哲学的思索、文学、歴史、人類学、精神分析、生の断片…それらを分かちがたいひとつの思考作用としてとらえ、小説、エッセイ、評論などの枠を越え“人間”存在を再検討する、“最後の王国”シリーズの時間をめぐる思索。
■シリーズ名等
パスカル・キニャール・コレクション 最後の王国 2