「九六艦戦」の原型機「九試単戦」は、今から80年前の昭和10年(1935年)に初飛行しました。後に「零戦」の設計主任として有名となった堀越二郎が手がけた出世作である。機体の軽量化に務め、空気抵抗を減らす沈頭鋲を採用して速度の向上を目指して、当時としては驚異的な時速450キロを達成しました。また空戦性能向上の為の主翼の捻り下げや着陸性能を向上させるフラップの採用など、最新の技術とアイデアを盛り込み創り上げた戦闘機でした。昭和11年、日本海軍に世界最初の単葉艦上戦闘機として採用されました。出現当時は速度、上昇力、空戦性能とも世界のトップクラスの性能を誇っており、日本の設計技術が世界的水準に達した事を実証しました。約1 000機が生産され、日中戦争から太平洋戦争の初期まで使用され活躍しました。九六艦戦の開発、生産で育まれた技術と経験は後継機、名機「零戦」の誕生に大きく貢献しました。【決定版 九六艦戦の超精密モデル誕生!】洗練されたスリムな胴体、なだらかなカーブの楕円主翼で構成された「九六艦戦」の美しい機体形?