アメリカで定評ある軽量クランポンメーカーKahtoolaのチェーンクランポン。簡易な着脱と爪先&踵もカバーする摩擦面積の広さが最大の特徴です。スパイクが足裏前面にわたって配置されています。他の簡易クランポンと異なり、アーチ部ではなく前足部と踵に重きをおいているのがわかります。このことからも雪道歩行の基本であるベタ足ではなく、あおり足にも対応できるよう設計されています。ベルトがゆるむ、ワンタッチフックが外れる、そうしたトラブルとは無縁です。ゴムバンドを伸ばしてひっかける、それだけで装着できる手軽さは魅力です。ややきつめの方が外れにくく、かつチェーンスパイク部分も動かないためちょっと力は必要になりますが、凍った箇所がでた時に比較的簡単に着けたり外したりできるのは大きな魅力といえます。冬山や雪道では足裏全体で着地し、そのまま持ち上げるような歩き方が滑りにくい基本の歩き方です。ソールが硬い冬用登山靴を使用すれば自然とこうした歩き方に慣れるのですが、底の柔らかいシューズに慣れていたり、冬に不慣れなハイカーの場合はどうしても「あおる」歩き方になってしまいます。マイクロスパイクでは、足裏全体をチェーンとスパイクで覆うため、スパイダー以上にこうした「あおる」歩き方に適した簡易クランポンといえます。本国アメリカでは雪上でのトレイルランニングに使用されることが多いようです。