■著者
峰隆一郎
■内容紹介
慶安三年一月、綿雪が舞う江戸・湯島。夜の五ツ半、旗本の志良堂兵庫は、白装束と黒装束が入り乱れる斬り合いを目にしてしまった。その後、妻・鹿手が何者かにさらわれたことで、自らがその奇怪な争いの渦中に巻き込まれたと察し、手がかりを求め、時の軍学者・由井正雪を頼る。そこで知ったのは、白の神徒、黒の仏徒の壮絶な興亡、そして町に巣食う浪人たちを、この闘いに加える公儀の企みであった。惨殺団「鬼衆」の暗躍、大規模な浪人狩り、正雪の倒幕計画…。幾多の策謀が交錯する中、兵庫は己の歩むべき過酷な運命を悟る!斬らねばならぬ、一刀流の修羅の道―。剣鬼となった兵庫がその行く末に見たものとは。斬刃小説の名人・峰隆一郎の真骨頂、超痛快!時代小説。
■シリーズ名等
コスミック・時代文庫 み1-3