■著者
キャサリン・チャンター
玉木亨

■内容紹介
イギリス全土で3年にわたって異常な干魃が続いているにもかかわらず、“わたし”がいる農場“泉”にだけは雨が降り、草木が青々と茂っている。“わたし”はここで自宅監禁生活を送ることになった。“無個性”“3”“ボーイ”と名付けた男たちに常に監視され、行動を厳しく制限されながら孤独に暮らす“わたし”を、殺人事件の記憶が苦しめる。なぜ家族も友人も失うことになったのか?自分は何をしてしまったのか?“わたし”は精神のバランスを崩すほど思い悩みながら“泉”での生活をふりかえり、殺人犯をつきとめようとする―。異様な状況下で傷ついた女性の、追憶と再生の物語。