内容紹介6つの交響詩――《クレルヴォ》《レンミンカイネン》《フィンランディア》《ポヒョラの娘》《ルオンノタル》《タピオラ》を軸に、シベリウスの音楽観や世界観、フィンランドの民族性を綴った渾身の書き下ろし。各章前半は、伝記的な事実を踏まえながら各創作期のシベリウスの状況を描き、後半はそれぞれの作品の魅力に迫る。シベリウスの音楽は決してローカルなものではなく、普遍的なものへとつながるのだという著者独自の視点が随所に見られる。シベリウスの知られざる苦悩や葛藤、交友関係も読みどころの一つ。最新の研究成果も盛り込ん