高性能なCPUクーラーに求められる要素を満たしたハイエンドクーラー
●熱を熱源からすぐに奪う
高発熱のCPUを使用する場合には、CPUから出る熱をすぐにCPUから奪うことが重要になる。Silent Squareでは、5本のヒートパイプを使用し、TDP(Thermal Design Power:熱設計上の最大消費電力)が130Wを超えるCPUを使用したときでさえ、CPUから即座に熱を奪う。なお、ヒートパイプとは、両端を閉じたパイプの中に気化温度の低い液体を封入したもので、温度の高いほうから低いほうへ熱を移動させることができる装置のこと。
●熱を熱源から離れた場所で放熱する
発熱量が多いCPUでは、熱源であるCPUとヒートシンクなどの放熱部が近い場合に、ヒートシンクに移動した熱がCPUに影響を与えることがある。そのため、Silent Squareでは熱源と放熱部の間に十分に距離を置き、さらに十分な熱移動能力を持ったヒートパイプ構成にすることで、CPUが自身の熱以外の熱の影響を受けないようにしている。
●低回転の静音ファンを使用
Silent Squareの冷却用ファンには、最高回転数が1、800rpmで、かつ回転数が可変制御される静音ファンを使用している。その冷却ファンをCPUクーラーの内部に搭載することで吸気プラス排気による冷却を行い、安定した動作を実現する。
VRMを冷却してシステムを安定させる
Silent SquareはCPUの冷却だけでなく、マザーボード上のVRM(Voltage Regulator Module:電圧調整モジュール)の冷却も合わせて行えるCPUクーラー。内蔵冷却ファンは空気をCPU周辺に送る効果もあり、VRMだけでなく周辺のコンデンサ類も冷却することができる。最近はCPUの消費電力の増大により、VRMへの負荷が大変高まっている。VRMはマザーボードを安定動作させる基本の回路なので、温度が上がり過ぎないようにすることが大切。また、温度を上げないことは回路の超寿命化にもつながる。Silent Squareと直接関係はないが、たとえば水冷化などによってCPUをファンレスで使用するような場合には、CPU周辺のコンデンサやVRMの冷却も考えて行う必要がある。
| 対応ソケット | LGA 775 |
|---|---|
| 対応CPU詳細 | Intel Core2 Extreme/ Core2 Quad (Quad-Core) |
| 材質 | ベース:銅製 |
| ヒートパイプ | 5本(銅製) |
| ファン | サイズ:92×92×25mm |
| コネクタ | 4 ピン(PWMコントロール) |
| サイズ | 120 x 105 x 146 mm |
| 重量 | 745 g |