シックスティーン・バイ・トゥエンティ

オーパス・ワンの初ヴィンテージを手掛け、自身のワイナリーでもパーカー100点を獲得したカリフォルニア最高峰の醸造家ポール・ホブスが、情熱を掛けて全行程に100%携わる究極のワイナリー

ロバート・パーカーが「お気に入りの醸造家の一人」と公言し、2度に渡ってワイン・パーソナリティ・オブ・ザ・イヤーに選んだ偉大なる醸造家、ポール・ホブス。シックスティーン・バイ・トゥエンティは、そのホブスがナパ・ヴァレーで新たに手掛けるワインです。ワイナリーの設立は2004年。設立者のデイヴィッド・ダンフィは、ナパ・ヴァレーでワインを造るという30年来の夢をかなえるべく畑を取得し、はるばるミネソタからこの地に移りました。ともに完璧主義者であり、ワインについて共通する考えが多かった彼らはすぐに意気投合。初ヴィンテージとなる2005年からポールが栽培・醸造ともに全面的に関わることになりました。

シックスティーン・バイ・トゥエンティというユニークな名前は、油絵で最も一般的なキャンバスのサイズに由来します。16x20という寸法が、画家にとって完璧なバランスを絵画にもたらすことから、彼ら自身をアーティストになぞらえ、このワインにおいて何より重要視しているのが『バランス』であることを、その名とラベルで表現したのです。ブラック・コルドンと同じ畑・同じ醸造方法から生まれるこの作品は、その確かなルーツ、キャラクター、クオリティ、複雑さを持つ「価格以上の価値があるバランスに優れたワイン」を目標としています。わずか15ケースのという極少量生産でのスタートでしたが、瞬く間にその評判は広がり、今や入手困難なナパ・カベルネの名作のひとつに数えられます。

多層的で複雑な味わい ナパのカベルネの魅力を存分に発揮

所有畑はオーク・ノルとマウント・ヴィーダーの間にありますが、それに加えてハウエル・マウンテン、クームズヴィル、ヨントヴィルにも畑を持ちます。ホブス直伝のブドウ栽培ではサイステイナブル・アグリカルチャー(自然農法の技術)を採用。区画どころかブドウの樹1本1本の個性についても語ることが出来るというレベルで、入念な手作業にて畑仕事は行われます。醸造・熟成はホブスが所有する醸造施設で行われます。『バランス』のフィロソフィを色濃く反映するのは、バリックへのこだわり。それぞれのバリックが持つ独自のキャラクターを分析し、それぞれの畑にあったバリックを選ぶことで、ワインが理想的に熟成できる環境を整えています。新樽率は78%にも及びますが、オークが主張しすぎることないバランスがワインの中に感じられます。

クオリティを第一に考えて最終的なセレクションとブレンドが行われるため、畑の比率は毎年変わりますが、多層的で複雑な味わいの中には常にナパのカベルネの魅力が凝縮されています。この驚くべきクオリティを、現実的な価格で世に送り出した2人の男のワインにかける情熱には、脱帽するより他にありません。

熟したチェリーに満ちたフローラルな香りにスパイスや土のヒント。アタックから艶やかで豊満なテクスチャーに魅了されます。チェリーやラズベリー、ブルーベリーの様々な果実に生き生きとした酸。各要素が複雑に絡み合う長いフィニッシュがあります。

色・タイプ 赤/フルボディ/辛口
品種 ピノ・ノワール100%
容量 750ml
産地 アメリカ カリフォルニア州/アンダーソン・ヴァレー