■著者
中村桂子
■内容紹介
“人間中心”ではなく、“いのち”を中心にした社会へ。“生命知”の探究者の全貌!DNA研究が進展した1970年代、細胞、DNAという共通の切り口で、「人間」を含む生命を総合的に問う「生命科学」の出発にかかわった中村桂子。次第に“科学と日常との断絶”に悩んだが、DNAの総体「ゲノム」を手がかりに、歴史の中ですべての生きものを捉える新しい知「生命誌」を創出。「科学」をやさしく語り、アートとして美しく表現する思想は、どのように生まれたか?
■目次
第1部 暮らしのなかから科学する(科学がつむぐ風景;日常のなかの科学 ほか);第2部 いのち愛づる科学(細胞から見えてくる「生」と「性」―生命誌からのメッセージ;「虫愛づる姫君」は日本の女性科学者―絵本『いのち愛づる姫』 ほか);第3部 生命科学から生命誌へ(生命科学から生命誌の誕生へ―遺伝子からゲノムへの移行で見えてくるもの;ゲノムが語る歴史―生命誌が語ること ほか);第4部 「ライフステージ社会」の提唱(「ライフステージ社会」の提唱;“幕間”「質素」好む社会を―ムヒカ前大統領に学ぶ ほか)