トリオ編成としては実に8年振りとなる"スーパー・ギタリスト"パット・メセニーのニュー・アルバムが遂に登場!
ニューヨークの街角だろう。何気ない日常的な風景の中に、自由気ままに旅を楽しむような雰囲気が伝わるジャケットの絵もいい。
12回のグラミー受賞を誇り、その活躍と存在の大きさは言わずと知れたスーパー・ギタリスト、パット・メセニー。ブラッド・メルドーとのプロジェクト"メセニー&メルドー"名義作品を除くと、パット・メセニー・グループ名義の『ザ・ウェイ・アップ』以来3年ぶりのアルバムとなり、昨年9月から共にツアーを行って来たクリスチャン・マクブライド(b)、アントニオ・サンチェス(ds)とのスタジオ・レコーディング・アルバムで、『トリオ99→00』以来8年ぶりとなるトリオ作品ということで、発売前から話題となっていたアルバム。
パットのトリオというと、75年のデビュー作でジャコ・パス(b)、ボブ・モーゼス(ds)とのトリオによる『ブライト・サイズ・ライフ』も忘れ難いが、本作もパットの名盤として語り継がれていくことだろう。
今年の8月で54歳となるパットだが、常に新しい音楽を創造しようとするエネルギーとその感性は衰えるどころか、ますます磨きがかかるようで、年齢など全く感じさせない永遠のギター少年のような輝きを持つ瞳と純粋なハートがファンの心を掴んで離さない。(The Walker's 加瀬正之)