■著者石津達也■内容紹介本書は、日中両国の世界への対応の差異が典型的に表れた幕末・清末の歴史を「託古改制」という新たなキーワードを用い、明治維新のシナリオを書いた知られざる思想家・横井小楠、明治維新に範をとった戊戌変法を開始せしめた清の思想家・康有為を始め、佐久間象山と馮桂芬、吉田松陰と章炳麟という三組六人の大思想家の比較を行い、「儒教文化圏・漢字文化圏」などと概括されがちな両国の差異を浮き上がらせ、東アジアの将来の展望に資することを目指すものである。