■著者
ロビン・シャピロ
市井雅哉
吉川久史

■内容紹介
EMDR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing:眼球運動による脱感作と再処理法)は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に対して、エビデンスのある心理療法である。2013年、WHOは効果的なトラウマ治療法としてEMDRを推奨。他の精神科疾患、精神衛生の問題、身体的症状においても治療効果が報告されており、その適用範囲は近年ますます広がりを見せている。

■目次
EMDRの戦略的発達モデル;EMDR実践に資源の開発の戦略を統合する;解離性同一性障害(DID)、特定不能の解離性障害(DDNOS)、自我状態を持つクライエントに対するEMDR;解離を伴うクライエントにおけるEMDR処理:オピオイド拮抗薬による補助療法;幻肢痛プロトコル;両手の編み込み;DeTUR、アディクションおよび機能不全行動のための衝動低減プロトコル;報われない愛の苦しみ、共依存、回避、そして先延ばしを取り除くために肯定的な感情をターゲットにすること;トラウマとトラウマに関連した身体的痛みへの再演プロトコル;文化的、そして世代的取り入れへのEMDR;「むちゃ食い・ダイエットサイクル」からの脱出;トラウマと虐待の回復グループにおけるEMDRとDBTの使用;カップルセラピーにおけるEMDRの利用;知的障害のあるクライエントのEMDR;EMDRで不安障害を扱う;アート、プレイ、ストーリーテリングによる子どもの感情調節