2000年以来、表立った音楽活動を止めていたNOKKO。女性ロック/ポップ・ヴォーカリストとして、REBECCA時代の面影を追う往年のファンも多いが、このアルバムは彼女のライフストーリーそのものであり、音楽家としての再生の第一弾でもある。

???バンド時代からエンジニアを務め、10年以上の付き合いであるGOH HOTODA氏と結婚、それを機に特にリリースや大きなマーケットを意識することなく作られたためか、普遍性を感じさせるアルバムだ。ニューヨ―クに暮らし日本を思う「フルサト」、沖縄民謡の原語の意味を大事に歌った「宇宙ノコモリウタ」など、大人にとっても子どもにとっても“00年代の童謡”と呼べそうな新しさと優しさがあふれている。(石角友香)