■著者倉阪鬼一郎■内容紹介侍の身分を捨て江戸に出て料理人となった時吉と女房おちよの“のどか屋”に、尾羽打ち枯らした古参の料理人が舞い込んだ。小田原で料理の店を出していたが、二十年前に包丁一本を晒に巻いて、味の修行の旅に出たという。残してきた愛娘と恋女房への想いは深まるばかりだが、近くまで行っても、今さら会えぬと強がりを言っていたのだが…。書き下ろし長編時代小説。■シリーズ名等二見時代小説文庫 く2-11 小料理のどか屋人情帖 11