■著者小嶋陽太郎■内容紹介生まれ育った松本から出ることのないまま大学生になった僕は、附属図書館のくたびれたソファで寝るか、数少ない友人の広崎と吉岡さんと慣れないビールを飲んで時間をつぶす毎日を送っていた。季節とともにまわりはどんどん変わっていくのに、あの日のことを忘れられない僕は、ずっと動けずにいて―。友情、淡い恋心、ちぐはぐな心とからだ―胸をかきむしるほどの切なさで青春の喪失と再生をみずみずしく描ききった、著者入魂の新境地!