■著者葉室麟■内容紹介茶を点てる心は、相手に生きて欲しいと願う心―かつて政争に敗れ、黒島藩を出た柏木靱負が、千利休の流れを汲む高名な茶人となって国に帰ってきた。孤狼の心を胸に秘めた男は、家督を養子に譲り、山裾の庵に隠遁する。今日も山月庵に客を招く。抗争の最中に喪った、妻の死の真実を知るために。直木賞作家・葉室麟の真骨頂!静かなる闘争の記。