穂村弘推薦! 1980年代に彗星の如く現れ、突如姿を消した天才ゴス歌人。その謎に満ちた生涯を、彼の作品と関係者の証言で追う、異色の伝記小説。1990年に亡くなった紫宮透(しぐう・とおる)という歌人がいて、友人だったんだけどーー。歌人が遺した31首の短歌から紐解かれていく彼の生涯。虚構と現実が入り乱れた作品世界で、「私」が見つけた真実とは。1980年代の日本を舞台に繰り広げられる、当時の若者文化と短歌が混ざり合った「ザ・文化系」の青春グラフティ。