「迷い込んだ夜 妖かしとの出逢い ――運命の木霊、聴こえますか?」
<あらすじ> 榊水緒(さかき・みお)は、ごく普通の高校生。 ……だけれど、祖母に育てられた影響か、やや古風なところもあり、 同世代の女の子たちからは浮いてしまいがち。 相手の気持ちを考えすぎて、しばしば何も言えなくなってしまう。 『勘がいい』と言われることもあったが、今まで、それを深く気にしたことはなかった。
ある日の夕暮れ。少女は逢魔が刻に『神隠し』に遭い、 幽世(かくりよ)――隔絶された常夜の国へ迷い込む。 この世ならざる者たちが行き交う異世界で、少女は様々な『命』と出逢う。 幽世の和を乱す妖怪を狩り、世界の秩序を守る『鎮守学舎』に招き入れられた少女は、 やがて現世と幽世、双方の世界を揺るがす事件に巻き込まれていく。
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