祈りの作曲家が目指す、現代の「Ave Maria」。 この曲は、ラテン語の典礼文に加え、作曲者自身の言葉で日本語詩が添えられている。日本語詩をいれることにより、新しい「Ave Maria」が完成した。

<まえがき>

 「Ave Maria」の作曲の依頼を受け、私なりにどのような作品にしようかと模索を繰り返していたそんな折、「地球を生きる子どもたち」という写真展で一枚の写真に出会いました。「(エチオピアの)難民キャンプで瀕死のわが子を抱く母親」と題されたその写真に私は涙しました。