19世紀後半に活躍したイギリスの女流詩人クリスティーナ・ロセッティ(1830-1894)は日本でも早くから紹介され、これまでも多くの翻訳が発表されている。本曲集は安藤幸江の訳による『シング・ソング童謡集』(文芸社)所収の7つの詩がテキスト。子どもたちに向けられたロセッティのあたたかなまなざしを感じさせる思いやりや優しさにあふれた言葉が平明な美しい英語で書かれている。作曲にあたっては英語の原詩と日本語訳の両方を用いられているが、信長氏はそのねらいを「原詩でなければ味わえない韻律の美しさ、面白さを生かしつつ、