2017年09月28日発売<1-3日で出荷>
「世界が音を忘れても、人は愛をうたう」時計の針が時を刻む音。雨が地面に落ちる音。小鳥たちのさえずり。 日常にありふれた音達は、時として音楽に聞こえてくる。世界は、音楽に溢れていた。 音楽は人の傍らに常にあり続け、様々な感動を与えてくれる。人々も音楽を心から愛し、慈しんだ。そんな人々の想いが、音楽に不思議な力を与える。 それは「心」 音楽の力によって心を持った鳥たちは人の言葉を喋り、歌いだし、ピアノもとてもお喋りになった。 音楽と人が楽しく賑やかに暮らす街、音楽都市シャル。 そこで突如発生する「音の喪失事件」事件に巻き込まれた者は記憶をなくし、ある者は歌うことを忘れ、そして、またある者は音を聞くことすらできなくなった。この事件に巻き込まれながらも唯一人、何の被害も受けなかった少女リート。偉大な音楽家の遺志を継いだ5人の青年と出会い、音をめぐる壮大な物語に身を置くこととなる。
「無駄な練習を積む前に、自分に出来ることをまず考えろ」
「君とは初めましてじゃないよね?名前は確か、キャサリン。あれ、違った?」
「なんなら今ここで俺を捕まえてみるか?なぁ、おまわりさん」
「可愛いんですよね、手が掛かる子は。楽器と同じです」
「俺は、餌を取り合っている時の、狂気じみた顔をしている猫が……すごくタイプ」
「お前も俺と同じだ。お前の楽譜には何も刻まれちゃいない」