■著者粕谷興紀■内容紹介祝詞は、古代律令国家の神祇祭祀を斎行していく上で、大切なものであった。祭儀の趣旨によって内容と作成年代も様々であるが、神々に祈る詞章なので、丁寧で厳かであり、言葉を尽しての修辞がなされ、我が国の古い時代からの言葉とその方法が伝わっている。本書は『延喜式』巻第八の祝詞の巻に収められている二十七篇の祝詞に、践祚大嘗祭の時に奏上された「中臣寿詞」を加え、校訂本文とその精確な訓読文を掲げて綿密な注解を施し、最新の研究成果を斯界に問うものである。