■著者
岩成達也
■内容紹介
詩と超越の問題をいかに解くか。マラルメ、尾形亀之助らへの視座を契機に、ソシュール=丸山圭三郎らの再検討をへて、言語哲学論へと探究は進む。他者という不可知の闇に自らを暴くということ。当代随一の詩論家が新たに刻んだ「詩とは何か」、その彷徨の軌跡。岩成詩学の到達点。
■目次
1 第一要請(詩(論)を求めて);2 二つの要請の間(1)―四つの小論(些事の往来―マラルメ;感受のつまずき―尾形亀之助;ある存在証明―伊藤聚;汝に向けて―江代充);3 二つの要請の間(2)―スクランブル・クロニック(言葉について(その1)―ソシュール=丸山圭三郎;言葉について(その2)―オースティン、「ロゴスの遍歴」、瀬尾育生;音の問題―渡辺元彦;続言葉について(その1)―平出隆・リクール;続言葉について(その2)―「ニーチェよりポスト・モダンへ」、詩の言語);4 第二要請(詩についてのごく僅かの手掛かり);補論(ソシュール再見―立川建二の通時態論)