■著者
池田あきこ
■内容紹介
タシールエニット博物館は、太古の時代や遠いところから集められた、さまざまなものが収められています。そのなかのひとかけらの展示物から、時空を超えて、さらに不思議な世界へ入りこむことができます。この本は、つぎつぎとおかしなできごとを誘発してしまう性癖をもった猫“ダヤン”が案内する、不思議と不条理の博物館です。ダヤンが嵐の夜、タシールエニット博物館の扉を開くとき、じつは同時にもうひとつの博物館の扉も開きます。実際のタシルの街にあるタシールエニット博物館と、ときにはすれちがい、ときには平行線を描きながら、もうひとつの不思議な博物館の世界に入りこむのです。