



バルバレスコの丘に広がる12haの畑は科学的なものを極力排除し、雑草が青々と茂った健康的な畑。山道に手製の木の看板が掲げられているだけで、そこがカンティーナだとは誰も気付かない。ラ・カ・ノヴァは自宅の地下部分がセラーになっている家族経営のカンティーナで、マルコ・ロッカ氏を中心に3人の兄弟で運営されている。今では珍しいバルバレスコの土地の香を感じさせくれる数少ないカンティーナの1つ。


セラーではこの地方の伝統を守り、現代的な技術は一切排除される。例えば…「発酵槽も熟成槽もただの容器です。ここでは伝統的に大樽が使われてきて、それで何の不都合もない」とマルコ氏の言う通り、発酵槽は温度管理機能も付いていないステンレスタンクのみ。熟成に関しては3000リットル以上の大樽が並び、圧搾機も木製の昔ながらのもの。全く近代醸造技術を感じさせない。電気が通っているのは照明のみ。現代のこの地域のカンティーナには標準的に配置されているバリックも無ければ、ロータリーファーメンターも勿論存在しない。このセラーは30年前と何も変わらない。若い造り手ながら、ここにはバルバレスコの伝統が息づいている。


一方で、マルコは「ワインの品質はほとんどが畑で決まる。だから僕等は畑仕事に情熱を傾ける」と言いきる。ビオディナミにはよく知らないと言い全く興味がないようだ。伝統と経験から判断し、勿論のことだが、防カビには銅を使うなど科学的なものはできる限り排除している(防カビ剤は葡萄の皮を弱くするが、銅は葡萄の皮を強くする)。農具も木製の鍬や杭が使われ収穫も全て手作業。畑は自宅の周辺、丘の頂上付近に所有。特にモンテステファノは貴重な畑で、丘の頂上に位置し、バルバレスコのエリア内で最も石灰質比率が高い畑と言われている。白い粘土質に沖積物が混ざる理想的土壌。
ワインは独特の風味を持ち、果実にチョコレートのようなニュアンスも感じさせる。タンニンは比較的細かく、旨味に溢れている。余韻が非常に心地よいのは上質な酸と熟度のバランスからか。素朴で優しく柔らかい造り手そのもののようなワインに仕上がっている。
自社畑のみで色々な畑のブレンド。醸造過程においてはクリュと全く同じく大樽による熟成。若い葡萄樹はランゲ・ネッビオーロに使われるので基本的には20年以上の樹を使用。透明感のある色調で適度に優しい果実味が中心だが、旨味のある余韻はブルゴーニュを思わせる。
| 色・タイプ | 赤/フルボディ/辛口 |
|---|---|
| 品種 | ネッビオーロ |
| 容量 | 750ml |
| 産地 | イタリア ピエモンテ州 |
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